【糸島市】楽曲通じ小学生と交流

半崎美子さん 前原南小で特別授業

 シンガーソングライターの半崎美子さんが、自身が作詞作曲した「地球へ」を通じて、糸島市の前原南小学校の5、6年生と交流を深める特別授業が1月24日、同校の体育館で行われた。

 「眠らずに今日もまたまわり続けているけど 疲れてはいないですか-」で始まる「地球へ」。半崎さんは、この曲に込めた「地球も限りある命であること」、「私たちはその中で生かされていること」、「他者への思いやり」などのメッセージを、「考えるより、感じることを大切に」と子どもたちと一緒に歌いながら伝えた。半崎さんから「目を閉じて歌うとやさしく歌えるよ」などのアドバイスを受けた児童たちの歌声は、次第に伸びやかに、力強く変わっていった。半崎さんは「教科書に自分の歌が掲載される」という長年の夢を「地球へ」でかなえ、2024年5月から全国の子どもたちと一緒に歌いながら、その思いを伝える特別授業をスタートさせた。

児童の作る花のアーチをハイタッチしながら通る半崎さん

 同小児童との交流を振り返り、半崎さんは「身近に自然を感じる環境で育った子どもたちは感受性が豊かで、受信力が高い」と感動した様子で語り、「豊かな時間を共に過ごせた」と笑顔を見せた。

 また、特別授業の開催に尽力した同小PTA役員の熊谷英子さんは「半崎さんが歌に込めた思いは子どもたちに届いたと思う。歌で心を一つにすることで、これからの人生を強く歩んでいってもらえたらうれしい」と喜びを語った。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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