糸島署
糸島署は7日、偽電話詐欺で糸島市の女性(76)が2,600万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、3月31日午前9時ごろ、女性方に携帯電話会社の社員を名乗る男から「あなたの名義で携帯電話が契約されている」などと電話があり、その後に大阪府警捜査第二課の警察官を名乗る男から「特殊詐欺の犯人を逮捕しており、あなたは共犯者として疑われている」「あなたのお金を捜査する必要があるので、捜査に協力してほしい」などと言われた。
さらに検察官を名乗る男から「郵便局と銀行に行って現金200万円を振り込んでほしい」「送金されたお金を一枚一枚、犯罪に関係していないか調べる」などと言われ、相手の言葉を信用した女性は同日から6日までの間、相手が指定する口座に200万円ずつ13回にわたり、合計2,600万円を振り込んだ。女性が一連の話を親族にしたところ、「それは詐欺じゃないか」と言われ、だまされたことに気づいた。
同署は「警察官が捜査のためにお金を送金させることはない」と注意を呼びかけている。
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