【糸島市】17日に望東尼サミット 18日には記念講演も

 幕末に勤王の志士を支援した女流歌人、野村望東尼を顕彰している糸島志摩望東会(糸島市)福岡平尾望東会(福岡市)防府野村望東尼会(山口県防府市)の3団体と、それぞれの地の市長、副市長が5月17日、望東尼が流された姫島(糸島市)で一堂に会して野村望東尼サミットを開く。望東尼の遺徳を広め、伝え残していくために意見交換する。

 3団体が交流する集いは今回が3回目。サミットに先立ち、午前11時から望東尼の獄舎跡地で慰霊祭を行なった後、姫島小・志摩中姫島分校体育館でサミットを開く。月形祐二糸島市長中村英一福岡市副市長池田豊防府市長が参加。顕彰活動について話し合い、それぞれの団体の会長が活動報告を行う。望東尼の芝居も上演される。参加費3千円(渡船代、昼食費含む)。

 サミット実行委員長鎌田龍一郎さんは「サミットを機会に、多くの人に、姫島に関心を持っていただけたら」と話していた。

 また、18日午前10時半から引津コミュニティセンターで、望東尼研究家谷川佳枝子さんがサミットを記念して「野村望東尼と姫島」と題して講演する。引津校区振興協議会・文化委員会、糸島志摩望東会の共催。望東尼が姫島で詠んだ歌から、その心情に迫る。入場無料。

サミットへの参加は電話申し込みが必要(5月1日から)。
サミットの申し込み、講演会の問い合わせ先 092(328)0855

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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