糸島市は地元企業向けに、脱炭素経営セミナーを23日午後2時半から、市民交流センター5階会議室で開催する。参加は無料。定員は会場30人、オンライン50人。申し込み締め切りは19日まで。《申込先は→→→コチラ》
温室効果ガスの排出を2050年までに実質ゼロとする日本のカーボンニュートラル目標を背景に、市内企業の脱炭素経営への転換を支援するため、市の委託事業者であるアークエルテクノロジーズ(本社・福岡市)が企画・運営を行う。
セミナーには、同社のカーボンニュートラルコンサルタントが登壇し、脱炭素経営の実践方法を講演するほか、脱炭素経営の伴走支援と排出量算定支援についての案内も行われる。19日までに、指定のグーグルフォームから申し込む。
さらに、市は脱炭素経営を促進するため、市内企業に向けた支援プログラムを実施。第一に「脱炭素経営のロールモデル企業創出のための伴走支援」では、募集により選定された3社に対し、温室効果ガスの排出量を算定し、その結果の分析と検証をもとに経済的側面を考慮した脱炭素経営計画の策定を支援。申し込みは7月10日まで。専用ウェブサイトで受け付ける。《申込先は→→→コチラ》
加えて、脱炭素経営の初期ステップとして、現状把握および今後のビジネス戦略の材料とすることを目的に、市内企業計10社に温室効果ガスの排出量算定ツールを一定期間無償で提供。これらのプログラムで得られた知見を「事例集」としてまとめ、モデル企業の成功事例や経営者の声を広く共有し、他の企業への啓蒙素材として活用する予定。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)