【糸島市】市商工会1,750事業所目指す

通常総代会

 糸島市商工会の本年度通常総代会が5月26日、同市の市商工会館で開かれた。25年度はさらなる組織力の向上のため、会員数1,750事業所の達成を目指すなどとした事業計画案が承認された

 同商工会の24年度末の会員数は、前年度比35増の1,701事業所で、県内で2番目の規模。会員増の背景には、糸島市の継続的な人口増加と全国的な知名度の上昇により、糸島で新たに事業を始める事業者が増加したことや、市商工会の役職員らが加入促進活動に取り組んだことが挙げられる。会員増に向けた25年度の取り組みとしては引き続き、会員勧誘により加入増加を進め、会員と職員の結びつきを強化して任意脱退の減少を図る。

総代会であいさつする大舘会長

 また、25年度は組織力向上の一環として、これまで45歳以下が対象だった青年部に加え、45歳から55歳以下の会員が所属する「壮青年部」を新設。互いに切磋琢磨していくことを目指す。

 消費者向けプレミアム付商品券(プレミアム率30%)に加え、物価高に苦しむ事業者への支援として、市の支援を得て24年度に初めて発行した事業者向けプレミアム付商品券(プレミアム率30%)は、25年度も1億円分発行する。

 24年度の事業としては、組織活性化の取り組みとして、地区再編を進め18地区に移行し、地区懇談会を開催したことなども報告された。

 大舘照光会長は総代会のあいさつで「地域で唯一の経済団体として、多くの期待を担っていることを自覚し、さらに努力していきたい」と語った。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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