【糸島市】持続可能な観光地へ 実現目指し事業計画

市観光協会総会

 糸島市観光協会の本年度通常総会が5月28日、伊都文化会館で開催された。観光地域づくり法人(DMO)として持続可能な観光地の実現を目指し、本年度市が策定する第3次糸島市観光振興基本計画と連動した観光戦略を立案していく事業計画などが承認された。

総会であいさつをする田中信彦会長

 24年度は、NHKのドラマ『おむすび』の放映で全国に糸島の魅力が発信され、同協会の窓口利用や電話問い合わせの件数が、前年度比113%の約2万件だった。総会のあいさつで、田中信彦会長は「自然や歴史に守られた糸島に多くの人が『また来たい』と思えるよう、観光産業のさらなる発展に努めたい」と力を込めた。

 本年度の事業計画には、レンタサイクルや体験型・周遊型旅行商品の充実、観光地間を結ぶ交通アクセスの補完、SNSによる情報発信やマスコミへの情報提供など、糸島の魅力や認知度向上を図る取り組みが盛り込まれている。

 来賓として出席した月形祐二市長は「糸島が全国、世界で愛される地域となるよう、市もサポートしていきたい」と述べた。

 また、任期満了に伴う役員の改選が行われ、田中信彦会長、外山貴寛副会長、小島祐作副会長が再任された。任期は2年。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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