糸島の祭りはなくさんばい!
地域を元気にする若手経営者たちが集う「糸島青年会議所(JC)」が主催する体験型プログラム「糸島塾2025」が、今年も開塾する。テーマはズバリ、「糸島の祭りは無くさんばい!α世代からの新提案!」。今の小中学生=α世代が、地域の「祭り」をいちから創り上げる全5回のチャレンジ。子どもたちが自ら考え、動き、創りだすのが今年の真骨頂。地元経営者たちが伴走しながら、祭りの企画・運営、ミニドローンの組み立て・飛行体験(なんと組み立てたドローンはプレゼント!)、さらに、フェスの収益計画まで、本格的な「祭りづくり」に取り組む。

プログラムの集大成は、9月14日に糸島市の丸田池公園で開かれる「糸島JCフェス」。塾生たちが中心となって運営するこの祭りで、ドローンショーの演出では、自分たちが描いた絵を空に浮かべるパフォーマンスも予定。感動のフィナーレが待つ。
8月には宿泊型の合宿でチームビルディングや企画会議も実施。普段は出会えない他校や他地域の仲間と交流を深める貴重な機会にもなる。
「ただの参加者ではなく、『主役』として地域を盛り上げる熱量を体験してほしい」と語るのは、主催する糸島JC・まちの未来創造委員会の中尾高明さん。「子どもたちに、地域への誇りや経済感覚、そして新たな価値観を育んでほしい」と呼びかける。
