糸島市二丈福井の白山神社(河上定嗣宮司)に奉納される稲わらとなる稲の苗を植える「御田植祭」が13日、境内南側の永田裕さん(70)の田んぼであった。
永田さんは先代から、御田植祭のための田んぼ(約500平方メートル)を提供している。120センチほどになった稲を10月の秋季例大祭(神幸祭)前に刈り取って干した後、氏子が同神社境内に集まって拝殿前に掛ける太さ25センチ、長さ3.4メートルほどの新しいしめ縄を新調する。

この日は、氏子総代長の加茂眞道さん(74)が、稲が真っすぐに育ち、秋の境内を守るしめ縄になることを祈念し、玉串を奉納。暑い夏を乗り越え、立派なしめ縄となるよう、祈りが捧げられた=写真。
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