九州北部梅雨明け
糸島市志摩の芥屋海水浴場で6月24日、夏の海水浴シーズンの幕開けを告げる神事が行われた。穏やかな波音が響く中、行楽シーズンの安全を願い、地元の住民や関係者が参列した。

神事は芥屋の大祖神社の小金丸正比古宮司が執り行い、海水浴シーズン中の水難事故の防止と安全を祈願。海の家の関係者や芥屋観光振興会のメンバーなども厳かな表情で見守った。
この日はまだ梅雨だったが、神事の最中には雨が一時的に止む場面もあり、芥屋海水浴場組合の吉村眞治さんは「夏空が続きそうな今年の天気を占っているよう。今シーズンもたくさんの方に海の家を楽しんでもらえたら」と笑顔を見せた。
同海水浴場では11日まで、「海開き割引キャンペーン」を実施中。大人千円、子ども500円で利用できる。トイレやシャワー、駐車場も整備されており、透明度の高い穏やかな海は家族連れにも人気。環境省が選定する「快水浴場百選」にも名を連ねている。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)