【糸島市】《水彩画 光る糸島》伊都国の森

二丈田中の森林

 何気ない場所で出会う光景に、息をのみ立ちすくむことが多々あります。この朝も、近所の裏山を歩いていた時でした。

 うっそうとした暗い道を進んでいると、ふいに朝の光が樹々の間から届きました。闇を射るかのように勢いよくさしこみ、朝露をまばゆいほどきらきらと輝かせます。鳥の声ももどり、その光景はすべての生命が歓(よろこ)びを叫ぶかのような迫力でした。

 (水彩画家・松本弘紀)

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