糸島少年親善野球大会 開幕
糸島最大級の少年野球の祭典、第44回糸島少年親善野球大会(糸島新聞社主催、糸島少年野球連盟共催)が7日、開幕した。同連盟の15チームに、福岡と佐賀の他連盟から招待された17チームを加えた計32チームによる熱戦の火ぶたが、切って落とされた。

開会式では、糸島市の曽根野球場に集まった32チームの子どもたちが、整列。大会会長を務める糸島新聞社の下村佳史社長は「この大会を経験した選手の中から、甲子園やプロ野球、大リーグという大きな舞台で活躍する名プレーヤーが出てくることを心より望んでいます」と選手を激励。
公務のため欠席となった大会名誉会長の月形祐二市長の「大会を通じて、他地域のチームと交流することで、野球技術の向上だけでなく、選手同士の親睦が深まりますことを期待いたします」とのメッセージが読み上げられ、糸島少年野球連盟の辻智成会長は「大会を通じて、野球の技術はもちろん、礼儀、協調性の大切さ、そして野球を楽しんでいただきたいし、感謝の気持ちを持って、この大会に臨んでほしい」と選手たちに言葉をかけた。
桜野ホープスの宗志信キャプテンは高らかに「今日まで支えてくださった監督、コーチ、保護者の皆さんに感謝し、チームメートとともに全力プレーで思い出に残る大会にすることを誓います」と選手宣誓=写真。

厳しい暑さが残る中、試合中に給水タイムを設けるなど、熱中症対策を取りながらトーナメント1回戦16試合を行い、子どもたちは夏の間の練習成果を余すところなく発揮し、懸命に白球を追いかけていた。熱戦の結果、糸島勢は8チームが2回戦に駒を進めた。
大会2日目となる14日に2、3回戦、最終日の15日には準決勝と決勝が行われる予定。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)