二丈武の水田

どこまでも続く金色の大地。実りました、「八十八の手間」が。糸島全体が喜びと感謝の時を迎えています。
土作りから出荷まで、農家の方々は稲作に長い期間携わります。水の管理、雑草や病虫害との闘い、最近は高齢化や後継者問題に悩みながら。でもそんな現実の中でも、農薬や化学肥料に頼らない方法を研究するなどの進化をめざしての努力が続けられています。
中身がぎっしりとつまった稲穂の一粒一粒は、それに応えるかのようにきらきらと輝き、まるで全員が金メダルのような誇り高い表情をしています。
(水彩画家・松本弘紀)
=糸島新聞ホームページに地域密着情報満載