櫻井流興国吟詠会
詩吟の櫻井流興国吟詠会は6日、本年度の吟詠大会を糸島市の伊都文化会館で開催した。参加した会員約70人は、ステージで日ごろの練習成果を披露し合った=写真。

同会は糸島市や福岡市に11支部あり、計約90人が所属。大会では会詩合吟の後、櫻井櫻眞会長が昇段者へ証書を授与し「これからも一層励んでください」とあいさつした。
コンクールでは、李白や杜牧の漢詩に節をつけ、会員が感情込めて声高らかに吟じていた。最後に櫻井会長が、松口月城の「青葉之笛」を披露した。
出場者最年少の稲葉有生さん(25)は「漢詩の世界を自分の中で深めていけるところが、詩吟の魅力」と話し、「今日は緊張感もあったが、楽しんでのびのびと詠えた」と笑顔を見せた。
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