ゲーム満喫、いとゴンも登場
糸島市の福吉中学校の生徒が19日、福吉保育園・幼稚園を訪れ、園児たちと交流を深めた。総合的学習の一環で行われたもので、総合福祉コースを選択する7人は、園児とゲームをするなど楽しい時間を過ごした。
交流は中学生による自己紹介から始まった。続いて「今日はスペシャルゲストを呼んでいます」との合図で、部屋の奥から糸島市のキャラクター「いとゴン」が登場。着ぐるみを着た中学生が扮(ふん)したいとゴンの姿に、園児たちは大歓声を上げて喜んだ。

遊びの時間には、輪投げやペットボトルボーリングを楽しみ、いとゴンも体を揺らしながら応援。園児たちは「がんばれー」の声に励まされ、元気いっぱいに取り組んでいた。「ボーリングがめっちゃ楽しい」「いとゴンがもふもふだった」と、みんな満面の笑顔を浮かべていた。
最後に園児たちは、同園で受け継がれている和太鼓演奏を披露。迫力ある響きが園舎に広がった。

同園の卒園児でもある中学3年の平本隆希さんは「園児でも楽しめる遊びを考えて準備してきた。みんなに喜んでもらえてうれしい」と話した。河野恭一校長と松尾洋文園長は共に「同じ校区として、これからも交流を続けていきたい」と今後への期待を語った。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)