伊都文化会館
舞踊と歌まつり・菊の宴(同実行委員会主催)が9月28日、糸島市の伊都文化会館で開催された。日本舞踊や歌謡曲など多彩な演目が披露され、観客を魅了した。

同まつりは「演じる人も見る人も元気になってほしい」との思いから始まり、今年で4回目を迎えた。舞台では「藤娘」や「国定忠治」といった舞踊の演目、歌謡ステージが演じられた。指先までしなやかな優雅な舞い、演者ごとに工夫を凝らした舞台装置、のびやかな歌声に、観客は大きな拍手を送っていた。「良かったよー」と客席から声がかかる場面もあった。
毎回舞台を見に来ているという80代の女性は「舞いも歌もあって、いつも見応えがある。年配の方もがんばっている姿を見て、パワーをもらった」と笑顔で語った。
実行委員長の芳柳寿々光さんは「芸は演じる人とお客さんとの対話。それぞれの演者の良さを見ていただき、一緒に楽しんでもらえてうれしい」と話していた。
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