糸島市社協
社会福祉の進展を目指す第13回「糸島市社会福祉大会」(市社会福祉協議会主催、糸島市共催)が9月27日、「孤立する子ども・若者に寄り添う地域社会を目指して」をテーマに、同市の伊都文化会館多目的ホールで開かれた。
市社協の宗哲夫会長は、「福祉は決して特別なことではなく、私たち一人ひとりの身近な生活に根ざした営みであり、日々の暮らしの中でお互いを思いやる気持ちが、地域の大きな支えとなっている。この場が参加された皆さまの交流を深め、今後の活動への励みとなり、新しい一歩を踏み出す契機となれば」とあいさつ=写真。長年にわたり社会福祉の充実・発展に寄与した団体を表彰した。

優秀賞は、母子家庭や寡婦の福祉向上に尽力する「糸島市母子等寡婦福祉会」。功労賞は、子どもの見守り活動を行う「池田南子ども見守隊」をはじめ、「ホームホスピスしずく」「おはなしカムカム加布里」「糸島手話の会」「パトラン糸島」「通いの場 南」「さあ-蔵持」の7団体が選ばれた。
式典後は、認定特定非営利活動法人スチューデント・サポート・フェイス(S・S・F)の谷口仁史代表理事が、「どんな境遇の子ども・若者も見捨てない!」と題して講演。社会的孤立や排除を生まない支援体制の確立に向けた取り組みの重要性を訴えた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)