11月3日
シューベルトやシューマンが活躍した19世紀のギターを復元し、当時の歌曲の世界を届けるコンサートが11月3日、糸島市加布里のギターサロンカフリで開かれる。

19世紀ギターは、小ぶりでやわらかな音色の楽器。糸島在住のクラシックギター奏者・松本富有樹さんが、「19世紀ギターで聴く歌曲の世界」と題して、スイス・バーゼルで共に学んだメゾソプラノ歌手・曽禰愛子さんと届ける。同時代にギター作曲家として名を馳(は)せたF.ソルやM.ジュリアーニが残した珍しい歌曲作品も紹介する。
松本さんは「オペラとはまた違った優美な曽禰さんの歌声と、19世紀ギターの音色がとても合います。ぜひサロン空間で200年前の作品をお楽しみください」と来場を呼び掛ける。