櫻井神社新嘗祭
糸島市志摩の櫻井神社で18日、新米の収穫を神様に感謝する新嘗祭(にいなめさい)と、伝統の流鏑馬(やぶさめ)神事が執り行われ、境内は多くの参拝者でにぎわった。

雲の切れ間から青空がのぞく中、江戸時代から受け継がれてきた流鏑馬神事が勇壮に披露された。馬が境内を駆け抜ける中、射手(いて)が矢を放ち、的に見事命中すると、見物客からは大きな拍手と歓声が上がった。

毎年、連れだって見物に訪れているという地元の渡辺敏子さん(84)と河塚鳴子さん(86)は「馬が石畳を蹴るひづめの音がいい」と声を弾ませた。
また、かわいらしい衣装に身を包んだ桜井保育園の年長児18人による稚児行列も奉納され、会場は一層、祝祭の雰囲気に包まれた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
