桜野校区文化祭
地域の文化を発表し交流を深める「桜野校区文化祭」が10月18、19日の2日間、糸島市志摩の桜野コミュニティセンターで開かれた。地域住民や各サロン、サークルが手がけた作品が会場いっぱいに展示され、訪れた人々は熱心に見入っていた。

展示の中でも目を引いたのは、桜野の間少路に住む宗久さんが自宅で育てたバナナの木。2メートルを超える木が青々と葉を広げ、立派なバナナの房を実らせていた。木を支える土台は息子の拓磨さんが制作し、親子の共同作品として来場者の注目を集めた。
パッチワークや着物のリフォーム作品、竹で精巧に作られた昆虫模型など多彩な展示が並び、地域の創作活動の豊かさを感じさせた。
「さくらの校区ボランティアサークル」は両日、おもてなしとして桜餅や豆腐ドーナツを来場者や運営スタッフにふるまった。メンバーの髙田和子さん(78)は「お子さんに喜んでもらえるし、仲間と和気あいあい作るのも楽しい。これからもおもてなしの心を地域で引き継いでいけたら」と笑顔で話していた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
