【糸島市】園児や児童 稚魚を放流

福吉海岸

 「海を守ろう」と、糸島ロータリークラブ(RC)は10月28日、糸島市の福吉海岸で、福吉小の児童や福吉保育園・幼稚園の児童ら約130人と稚魚放流を行い、同クラブの会員らが海岸清掃に取り組んだ。

 同クラブによる環境保全活動の一環。当日、同小の2、4、6年生を前に、海の魅力と問題を発信している「ふくおかFUN」の大神弘太朗代表が、海が温かくなった影響でウニがえさとなる海藻をたくさん食べ、磯焼けが発生していることや、人工芝のようなプラスチック製品が側溝、川を通って海に大量に流れ着いている現状を説明。

 「僕一人の力じゃどうしようもできないんだよ。君たちが目の前のビーチで1個でもごみを拾ってくれたりとか、そうなってくれたら、すごくうれしいし、稚魚を放流して終わりじゃなくて、その先も海に関心を持ち続けてほしい」と子どもたちに語りかけた。

 授業後、海岸に移動した子どもらは、約1,500匹のマダイの稚魚を海に放流=写真。女子児童は「今日の活動を通じて、命の大切さを感じることができた」と話していた。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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