【糸島市】郷土の発展を願い 長糸郷土振興大会

長糸校区

 今年で98回目を迎えた長糸郷土振興大会が10月26日、糸島市の長糸小学校体育館で開かれ、地域住民が郷土の発展に向けて気持ちを新たにした。

 大会は1928(昭和3)年、昭和天皇の大嘗祭(だいじょうさい)に献上する米を作る主基(すき)斎田の最終候補地に残りながら、選に漏れた悔しさをばねに、住民一丸で地域づくりを進めようと始まった。

 式典では、長糸小の4、5、6年生が地元コーラスサークルと「郷土長糸の歌」を合唱。続いて、地域の振興に尽力したとして、前飯原行政区長の重松好則さん、前長糸コミュニティセンター長の福井隆士さん、前糸島交通安全協会長糸支部長の久家信行さんに感謝状が贈られた。

 また、来年成人式を迎える長糸小卒業生11人が紹介され、うち6人(1人はリモート)が出席。「小さい時から夢を持って、最後までがんばり続けて」と後輩たちにエールを送り=写真=、地域の人たちから温かい拍手と祝福を受けた。

 「長糸ふれあい文化祭」も併せて開催され、長糸保育園の園児による太鼓演奏や、長糸小児童の学習発表などが披露された。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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