【糸島市】雷山空襲の記憶 次世代へ伝える

語り継ぐ会が学習会

 雷山空襲を語り継ぐ会(吉丸泰生会長)糸島市人権・同和教育研究会「ムラ」の文化研究部会(西原茂徳部会長)は10月19日、糸島市の雷山コミュニティセンターなどで合同学習会を開いた。市内から小中高の教職員や行政職員ら約30人が参加し、戦争の記憶と平和の大切さを次世代へ伝えようと学びを深めた。

 学習会の第1部では、雷山空襲の戦跡を巡るフィールドワークがあった。語り継ぐ会の会員3人が語り部として、空襲当時の惨状や地元の被害の様子を説明した。

 第2部の交流会では、それぞれの団体が進めてきた平和学習や戦争と人権に関する研究成果、課題を発表=写真。学校教育と社会啓発に今後どのように生かしていくか、活発な意見交換が行われた。

 参加者たちは「現地で戦争の傷跡を見て、改めて空襲の恐ろしさを実感した」「戦後100年を見据え、若い世代に平和の尊さをもっと伝えていきたい」と感想を話していた。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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