【糸島市】少年野球の魅力知って

可也小グラウンド フェスタで体験コーナー

 糸島市志摩の可也小グラウンドで11月16日、「糸島KIDSベースボールフェスタ2025」が開かれた。糸島少年野球連盟が低年齢の子どもたちに野球の楽しさを知ってもらおうと主催する初の試みで、3歳から小学3年生まで約60人の子どもたちが参加した。

ベースに向かって元気よく駆ける参加者


 会場にはストラックアウトやティーバッティング、遠投記録など、初心者でも楽しめる体験コーナーが並んだ。連盟所属の小3以下の部員たちも参加し、参加した子どもたちをサポート。

 同連盟は市内16チーム、約300人の小学生が所属するが、近年は少子化などの影響で、競技人口はやや減少傾向にある。事務局長の田口浩司さんは「糸島には低年齢向けの体験会がなかった。野球を楽しむきっかけをつくりたい」と開催の背景を語る。

 兄弟で参加した牟田光男くん(6)は「ボールを高く投げるのが楽しかった」と笑顔。保護者は「親は野球未経験なので、こうした機会はありがたい」と話した。

 辻智成会長は「裾野を広げ、子どもたちに野球を好きになってもらいたい。面白さを知ってもらえれば」と期待を込める。連盟は手応えを感じており、継続開催を検討している。

 (地域特派員・碓氷朋代)

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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