【糸島市】ママライターの『糸島で見ぃつけた!』 —互いに高め合う 空手三きょうだい—

 6人きょうだいの中で、空手で全国に挑むのは岩谷珠優音(じゅのん)さん(13)と玲珠優(れみゆ)さん(11)、明音珠(あんじゅ)君(9)=糸島市志摩=の3人だ。3年前には日本空手道連合会の全国選手権に3人そろって出場し、今年も全国大会や九州大会で実績を重ねる。

岩谷玲珠優さん(右)、明音珠君(中央)、珠優音さん(左)

 3人は正剛館志摩道場に通い、稽古のない日も自主的にコミュニティセンターの研修室を借りて練習に励む。練習が終わるのは夜9時前になることも多い。毎日の送迎を担う母親をはじめ、家族の協力がこうした日々を支えている。「上の子たちが大きくなり、自立してくれているおかげ」と母親は話す。

自主練習風景。道着が風を切る音が響く

 空手を始めたのは珠優音さんが5歳の時。その姿に憧れた弟妹2人も空手を始め、今では互いにアドバイスし合う関係だ。取材当日の練習でも「足!」「指、気をつけて!」と真剣な声が飛び交い、掛け声の中に互いを高め合うきょうだいの絆が見えた。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

ママトコラボ取材班 園田 彩夏

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