【糸島市】卒業後の就労見据え スーパーなどで実習

糸島特別支援学校

 糸島特別支援学校の高等部1、2年生が、卒業後の就労を見据えた現場実習に取り組んでいる。実習は6月と11月に、糸島市や福岡市の福祉事業所や一般企業で行われた。

 同校では教育課程に「職業科」を設け、クラフト、フード、アグリ、クリーンの4班に分かれて実践的な学習を行っている。現場実習に向けて1年時に1回校内実習を行い、その後3年時までに5回、実際の職場での実習を重ねる。実習先は生徒本人の「やってみたい」という気持ちと保護者の希望を踏まえて決定している。

 実習期間は2週間。福祉サービス事業所や、スーパー、直売所、ホテルなどの一般企業で行われた。生徒たちは障害特性に応じて、商品の陳列や野菜の袋詰め、接客などさまざまな仕事を体験した。

 11月に行った現場実習の報告会が12日に校内で開かれ、生徒たちは学んだことや今後の課題を発表した。「ワン・ツウ・スポーツクラブ中央」でフロント業務やジムでの接客を経験した1年生の横田直人さんは「スタッフの方とコミュニケーションを取りながら作業を進め、あいさつが丁寧だとほめられた。周りをよく見て行動し、できることは自分から取り組みたい」と振り返った。

スポーツクラブでのフロント業務や洗車の拭き上げを体験する生徒たち

 「福岡トヨタ特選展示場糸島」で洗車の拭き上げや室内清掃に取り組んだ2年生の盛田キィヤンさんは「丁寧に車を拭き上げることができた。自分から次の仕事の指示をもらいに行けなかったので、次は報告・連絡・相談を大事にしたい」と話した。

 進路担当の中川敬天教諭は「現場に出てみて、どうすればお客さんに喜んでもらえるか実感できたと思う。実習で得た経験を学校での学びにつなげ、これからもスキルと人間性を高めて自信に変えてほしい」と話した。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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