キックボクシング 山田真子さん(糸島市出身)
キックボクシングの格闘技イベント「ノックアウト・ブラック女子アトム級タイトルマッチ」が東京で行われ、糸島市出身の山田真子さん(31)が王座に輝いた。大会は昨年12月30日、国立代々木競技場で開かれ、数千人の観客が詰めかける中、千葉県出身のKiho選手(23)と対戦した。
山田選手は、得意のパンチを軸に徐々に距離を詰め、判定2-0で勝利。黒地に金の装飾が施された、ずっしりと重いチャンピオンベルトを腰に巻いた。両選手は昨年9月の王座決定戦でも対戦。この時は延長戦の末、山田選手が判定負けを喫したが、採点をめぐって物議を醸し、再戦が決定した。今回はその雪辱戦となった。

挑戦者を意味する青コーナーに立った山田さんの目の前に広がったのは、相手選手を応援する赤いペンライトの海。「絶対ベルトを獲ってくる」。完全アウェーの中で、かえって闘志に火が付いた。脱臼癖のある右肩は試合前の練習では温存し、本番では脱臼すれば自分で治しながら戦い抜いた。
山田さんは「東京という敵地でしたが、糸島で応援してくれる皆さんと一緒に獲ったベルトだと思っています。勝てて本当にうれしいです」と地元への感謝を語った。
2010年にプロデビューし、一度は競技生活を中断したが、現在は造園業を営みながら現役を続ける。「ここが新しいスタートライン。これからも挑戦を続け、ベルトの価値をもっと高めていきたい」と意気込みを新たにした。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
