【糸島市】“九大生が聞く!!ビジネス最前線 in糸島”生産者の顔が見える直売所

有限会社福ふくの里㊦  店長 諸熊 斉さん(48)

 このコーナーは、九州大学のインターン生が糸島エリアで事業活動している企業や団体を取り上げ、魅力を紹介しています。共創学部3年の加藤千穂が前回に引き続き、福吉の生産者と消費者をつなぐ直売所を運営する有限会社福ふくの里を取材しました。今回は店長の諸熊斉さん(48)に、福ふくの里の魅力についてうかがいました。

菜の花畑の前に立つ諸熊店長

-4年前から直売所に勤められていますが、どのような経緯で店長になられたのですか。

 「実は私も福吉出身で九州大学を卒業し、東京の会社に就職しました。飲食業界にいたのですが、糸島の食材がアピールされているのを見る機会があり、学生時代はこんなにいい食材を食べていたんだと、初めて気づかされました。ずっと食品を加工する側だったので食材そのものの魅力をアピールする側に立ってみたいという思いを抱くようになりました。そんなとき、福吉に住んでいた時の友人から店長にならないかと声をかけていただきました。福吉を盛り立てたいと思う人たちのつながりというのはやはり強いのだと思います」

-鮮魚売り場には漁船の名前が書かれていますね。どのような理由があるのでしょうか。

 「私たちは生産者と消費者をつないでいくことも使命であると考えています。生産者の顔が見えることは大きな付加価値になると思います。特定の生産者の商品を求めにお電話をかけてくださる方もいます」

-春には店の近くに咲く満開の菜の花も観光地として人気ですね。

 「お客さんに喜んでほしいと思って始めたものです。都心の方々との交流の機会になればとも考えています。レジで袋をお買い求めになられたらご自由に収穫体験をしていただくことができます」

-季節の魚さばき教室もされていますね。

 「昨年から定期的に行っており、福岡市在住の方々が多く参加されています。東京にいた頃に衝撃的だったのが、都会の人は圧倒的に魚の判別ができない方が多い。大人でも、刺し身から魚の種類を推測できないのは、さばかれる前の姿を見る機会がないからだと思います。マンション在住では、後処理がしにくいためさばくことが難しい中、この教室は子供にとっても食育につながると考えています」

直売所に並ぶ魚

取材を終えて

 福吉地域の第一次産業を支える裏側をみることができました。食のありがたさを改めて感じました。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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この記事を書いた人

1917(大正6)年の創刊以来、郷土の皆様とともに歩み続ける地域に密着したニュースを発信しています。

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