7校区への転居相談会
糸島市コミュニティ推進課主催の転居相談会「糸島海ちか山ちか暮らしのススメ」が2月21日、市役所市民ホールで開催された。同相談会は、2010年の市町村合併後、人口が減少している7校区(桜野・引津・一貴山・福吉・長糸・雷山・怡土)への転居を促進する取り組みの一環として23年から始まり今回で4回目となる。

会場には7校区の最新の物件情報が壁一面に掲示され、市内外から13人が参加。30代から70代までの幅広い世代が各校区の紹介や物件の探し方、売りたい人と買いたい人をつなぐ「糸島市戸建て住宅ニーズバンク」の説明などに耳を傾けた。

東京から糸島市街地を経て現在の地域へ二段階移住した福吉校区の有坂哲さんと怡土校区の深田千恵子さんのトークセッションでは、有坂さんが「糸島の魅力は人です。福吉に引っ越した日、地元の中学生が真っ直ぐ目を見てあいさつしてくれた。その姿に地域の良さを感じ、移住して良かったと思いました」と話し、深田さんは「市や地域コーディネーターの相談を活用し、夫婦で何度も話し合いました。不便な点も承知の上で決めたので今の暮らしに不満はありません」と話した。
その後、各校区2人ずつ配置されている地域コーディネーターとの個別相談が行われ、参加者は暮らしや地域との関わり方について質問を重ねた。参加者からは「話を聞いて移住に前向きになった」「自然が豊かで良いところなのをさらに感じた」などの感想が寄せられた。
海や山の自然環境に加え、人とのつながりを感じられることこそが糸島の魅力。地域コーディネーターの存在が移住への不安を和らげ、新たな地域との縁をつないでいる。
(地域特派員・澤野香織)
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
