株式会社SALT㊦ 代表取締役 須賀大介さん(49)
このコーナーは、九州大学のインターン生が糸島エリアで活動している企業や団体を取材し、その魅力を紹介します。芸術工学府修士2年、北垣玲音が前回に続き、福岡市西区今宿駅前で、ワークスペースなどを提供し、人々の交流・協働の場づくりをしている株式会社SALT代表取締役の須賀大介さん(49)に、運営方法やその思いについてうかがいました。

-SALTはどのような方が利用されているのでしょうか。
「コワーキングスペースには、大企業やフリーランスの方など、約100の企業・個人が入居されています。リモートワークの最適な拠点ですので、IT・デジタル系に関わらず幅広い業種の方が使われています」
-コワーキングスペース以外の利用方法もあるそうですね。
「普段とは違う自然豊かな環境で企業研修などをするワーケーション合宿でも使っていただいています。昼は研修でコワーキングスペースを使ってもらい、夜は宿泊施設もありますので、そこに宿泊してBBQなども楽しまれています」
-人とつながりを大切にした事業を展開されていますが、SALTでは具体的にどのような取り組みをされていますか。
「SALTでは、利用者の間で雑談が生まれるような、接点となるポイントをつくるように心がけています。例えば、シェアキッチンがありますので、一緒にお汁粉を作って食べるとかしています。狩猟免許を持っているスタッフが2人いますので、狩猟してさばいた鹿を、料理をして食べるとか、船でサワラ釣りにいって食べたりとか、利用者向けのプログラムもあります」
-スタッフは、地域とのつながりも大事にしているそうですね。
「最近では、若手の女性スタッフが中心になって『今宿海道市』の企画にも携わっています。獅子舞などの伝統芸能も取り入れつつ、子供も大人も楽しめるお祭りづくりをし、スタッフがポスターデザインなどもしています。企業や個人、地域が混じり合って、多様な価値を共に創り出す場としての機能をこれからも担っていきたいと思います」

取材を終えて
取材を通じ、須賀さんの思いが伝わりました。コワーキングスペースとしての役割だけではなく、地域との交流を通じたあり方を見ることができ、新たな形の地域とのつながり方を知ることができました。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

