「いきいきトーク」
福岡県の服部誠太郎知事が7月19日、糸島農業高や九大学研都市「糸島サイエンス・ヴィレッジ(SVI)」構想の実現に向けた実証事業に取り組んでいるSVI実証実験センター(糸島市志摩馬場)を視察し、グローカルホテル糸島(同市泊)で市民や農業者、九大生らと意見交換を行った。
「知事といきいきトーク」の一環。糸島農高を訪れた後、同センターでは直流給電の実証実験などについて説明を受けた。
同ホテルでは、SVI推進協議会の平野友康理事や九州大共創学部4年の川中琴花さん、同大大学院人間環境学研究院の藤田雄飛教授、志摩東部まちづくり推進協議会の廣川義彦会長、志摩テクノパークにある医療機器等製造企業「オートシステム」システム部の熊本耕作部長、昨年度全国麦作共励会で農林水産大臣賞を受賞した農業経営法人「百笑屋」の松﨑治久さんと妻瑠美さんの7人を交え、「九州大学学術研究都市づくり~糸島サイエンス・ヴィレッジを例に~」をテーマに意見交換。
服部知事は最後に「未来に向かってものすごく可能性を秘めた糸島を感じさせていただいた。変えてはいけないものをちゃんと持ちながら、変わるべきところは変わっていく、そんな素晴らしいまちをつくっていければ。県としても一緒に取り組ませていただきたい」と語った。