二丈吉井
鮮やかな赤米の穂が、少しずつ色あせていく。それは、稲穂が着実に成熟している証し。自然の恵みをしみじみと感じさせる。
糸島市二丈吉井に広がる棚田。二丈赤米生産組合(吉住公洋代表)が毎年催す田んぼアート。赤米とうるち米を植え分けて文字を描く。今年は、NHKの連続テレビ小説を意識し「おむすび食べて めざせ百しょう」。そして、三角おむすびの絵。吉住代表は「猛暑にもかかわらず、たくましく育ってくれた」。感謝の気持ちとともに、実りの秋がようやく訪れた。
(写真家、二等無人航空機操縦士・西松宏 ドローンで撮影)