【糸島市】70人伸びやかに日頃の成果披露

櫻井流興國吟詠会

 櫻井流興國吟詠会(櫻井櫻眞会長)の吟詠大会が9月29日、糸島市の伊都文化会館多目的ルームで開かれ、約70人が伸びやかに吟声を響かせ、日ごろの練習成果を発表した=写真。

 同吟詠会は、1933(昭和8)年に創立し、昨年90周年を迎えた。現在は糸島、福岡両市の11支部、計約100人の会員が研さんを積んでいる。

 物故者に黙とうを捧げ、櫻井櫻眞会長は「今日はコンクールということで、引き下げとか、正確にできた人に点数をつけたい」とあいさつ。

 会員たちは正岡子規の「聞子規」や柳宗元の「江雪」、杜甫の「絶句」などの漢詩や和歌、俳句などに節をつけ、語尾を長く伸ばしたり、抑揚やテンポに変化を付けたりしながら詩のイメージを豊かに表現。最後に櫻井会長が賴山陽の「中秋無月侍母」を披露した。

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