【糸島市】羅漢の「むにたび」が受賞

プレスリリースアワード2024

 高齢者など看護師や介護士の付き添いが必要な人でも旅行を楽しむことができる“唯一無二の旅”「むにたび」のプレスリリースが、「プレスリリースアワード2024」のベスト101に選出された。

プレスリリースが高く評価された羅漢の徳久社長

 同賞は、プレスリリース配信サービスなどを手がける「PR TIMES」が、2021年から開催。今回は23年8月1日から24年7月31日までに発信されたリリースを対象に、全国から2481件がエントリー。うち最終選考に進んだ79件が、ベスト101として表彰された。

 むにたびは、糸島市二丈松末の「羅漢」(徳久武洋社長)が運営する医療搬送サービス「民間救急らかん」が、今年4月から本格的に開始。医療処置が必要だったり、長時間の車いすでの移動が難しかったりする人たちの「孫の結婚式に参列したい」「温泉に行きたい」「大切な人に会いたい」という声に応えている。

 むにたびのプレスリリースは、同賞の審査員から「1枚1枚の写真と添えられた文章に熱量があり、結果として人の感動や共感を呼ぶことに成功している」「重篤な障がいや病気を抱えている方でも外出や旅行を楽しむことができる、という新しい可能性を提示してくれる」と、高い評価を得た。

 「特に終末期の方や難病の方など、限られた時間を過ごさなければならない人たちにとって、どうやって人間らしさを保ちながら生きていくのかが、今からのこの時代に大切なことだと思う」という徳久社長は、「たとえ1日でも半日でも、外出して空気を吸ったり、美味しいものを食べたり、家族との団らんやかけがえのない時間を提供させていただくことで、命に繋がる活力を保っていただけるのではないかとの思いから始めたサービス。このような評価をいただき、本当にありがたい」と感謝の言葉を述べた。

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