日本文化に触れる
糸島市の東風コミュニティセンターで3日、東風小児童や同校区住民と九州大留学生の交流会があった。インドネシアやロシアなど出身の留学生20人が浴衣姿で参加し、日本文化に親しんだ。
福岡大学和太鼓部サークル「鼓舞猿(こぶざる)」が勇壮な演奏を披露し、留学生や児童らも和太鼓を体験。餅つき体験では「ワンツー、ワンツー」の掛け声に合わせて、留学生は笑顔できねを振るった。
交流タイムは6班に分かれ、児童と留学生が自己紹介をしたり、けん玉やメンコなど日本の昔遊びをしたりして楽しんでいた。
ベトナム出身のブ・ゴック・ミン・チャウさん(20)は「みんなとても社交的で話しやすい。来日したばかりだけど、今日の交流会で日本が身近に感じられた」と喜んでいた。
実行委員長の池田由美さんは「浴衣の着付けや和太鼓など、日本文化に触れて喜んでもらえたのが一番。地域一体となり、交流を深められて良かった」と話した。