【糸島市】伝統芸能と若い世代が融合

糸島市文化協会「芸術の祭典」

 第12回糸島市文化協会「芸術の祭典」(糸島新聞社後援)の芸能祭が17日、糸島市の伊都文化会館大ホールで行われた。伝統的な舞踊や民謡、詩吟をはじめ、若い世代によるコーラスやダンス、バレエ、和太鼓の発表もあり、さまざまな世代が糸島の文化を多彩に披露する場となった。

さまざまな団体が練習の成果を発表した芸能祭

 祭典の開会式では、文化協会の田中茂雄会長が「古き良き文化と、新しい世代が共に手を取り合って発表していけるよう活動を続けていきます」とあいさつ。来賓の月形祐二市長は「たくさんの団体が交流を図り、発表する場。練習の成果を十分に発揮してください」と祝辞を述べた。

 芸能祭には、今秋、文化協会に加入したばかりのコーラスグループ「エンジェルズ」が初参加。幼児から社会人までの11人が出演し、アカペラで「いのちの歌」など3曲を美しいハーモニーで歌い上げた。中村恵理代表は「文化協会に迎え入れてくださり、感謝の気持ちでいっぱい。みんな気持ちよく歌えることができました」と爽やかな笑みを浮かべていた。

 同祭典・文芸美術展は23、24日、同会館多目的ルーム・研修棟で行われる。

糸島新聞ホームページに記事掲載

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