観光協会に設置
九州産業大の学生たちによる地域活性化プロジェクト「糸推しグルメガチャ」がスタートした。学生らはお得な飲食クーポンを購入できるカプセル自動販売機「ガチャガチャ」を6日、糸島市観光協会に設置した。
観光客や若年層がJR筑前前原駅周辺の飲食店に足を運び周遊することで、糸島の新たな魅力に気付いてもらうことを狙う事業。グルメガチャは1回500円で、カプセルには500円、1,000円、2,000円の3種類の飲食クーポンいずれかが入っている。カフェや定食屋など提携する10店舗で、来年3月までの4カ月間利用できる。
同大地域共創学部地域づくり学科3年、村上陽向(ひゅうが)さん(21)は「提携店は、思いを込めた創作料理を提供する所ばかり。お店に足を運び、温かな人が多い糸島の良さを改めて知ってほしい」と利用を呼びかけた。
同学部の本田正明准教授は、学生たちに「地域づくりの実践に伴う苦労を経験しながら、プロジェクトを形にしていく達成感を味わってほしい」と期待する。利用者からのアンケート回答をもとに「観光の観点から効果があれば、市全体にプロジェクトを拡大していければ」と力を込めた。
(糸島新聞ホームページに地域密着情報満載)