駅伝大会41チーム タスキつなぐ
可也山の山麓を2周する「第53回糸島駅伝大会」(同実行委員会・糸島青年団体連合会主催)が2日、糸島市志摩の可也小学校グラウンドを発着点に開催された。小雨が降る中、少年野球チームや企業・団体の仲間同士など、さまざまなメンバーで構成された41チームが懸命にタスキをつなぎ、力走した。
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前日の雨でグラウンドはあちこちに水溜まりができており、実行委員長の浦博晶さん(35)は、「足元には十分気をつけて頑張ってください」とあいさつ。小雨の中でスタートした第1走者の中には、勢い余ってぬかるみに足を取られ、転んでしまう選手の姿もあった。
福吉校区の小学校の保護者仲間で結成したチーム「Sono dinner(ソノダイナー)」は、今回初出場。第1走者として走り終えた中島佳彦さん(39)は、「志摩方面の景色を楽しみながら気持ちよく走れた。普段、知らない人に応援されることはあまりないので、沿道からの応援がとても嬉しかった」と笑顔を見せた。
また、ゼッケン番号1番の「雷山走ろう会」は、大会創設初期から参加し続けており、毎週日曜の朝8時から練習会を行うベテランチーム。メンバーの橋本義幸さん(71)は、「少年野球チームの子と抜きつ抜かれつで走って最後は抜かれた。楽しかった」と爽快な表情を見せた。
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