【糸島市】行楽シーズン前に 安全願い滝びらき

白糸の滝

 糸島市の景勝地「白糸の滝」で7日、滝びらきの神事が行われた。涼やかな空気に包まれた中、関係者や来賓約50人は、行楽シーズンの安全を祈願した。

白糸の滝の前で行われた神事

 落差約24メートルの白糸の滝は、県の指定名勝地。周辺には5千株10万本のアジサイが植えられていて、6月下旬の見頃には色とりどりの花が訪れる人々を出迎える。

 インバウンドの影響もあり、昨年訪れた観光客は約26万人。近年は周辺に新たな観光施設も増え、糸島の観光を代表する存在にもなっている。

 神事では、武内純夫宮司が祝詞を奏上し、地元住民らが玉串を奉納。藤田勝利白糸行政区長は「これからも観光客に癒やしの場を提供できるよう、地域一丸となって努力したい」と語った。

 この日は、海外からのツアー客や県内外から観光客が多く詰めかけ、名物「そうめん流し」には長い行列ができた。また、ヤマメ釣りをする親子連れの姿も見られ、初夏ならではのレジャーを楽しんでいた。

そうめん流しを楽しむ家族連れ

 29日には「白糸あじさい祭り」が開かれる。「ふれあいの里」の友岡秀文店長は「県外の観光客に『ここのアジサイが一番きれい』とも言われる。美しいアジサイを多くの人に楽しんでほしい」と話していた。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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