30人が宝探しなど楽しむ —長糸小田植え実習田—
田んぼで泥遊びを楽しむ体験イベント「田んぼであそぼ!」(田んぼで遊ばせ隊主催)が6月22日、糸島市川付の長糸小田植え実習田で行われた。水を張った田んぼに、4歳から小学6年までの約30人が集まり、頭の先からつま先まで泥まみれになって、遊びを満喫した。

自然の中でいっぱい遊んでもらおうと、昨年より開催。子どもと大人の遊びを支援する「The SESSION」の宮崎文彦代表が協力し、参加者たちは、田んぼの中を走って旗を奪い合う「泥んこフラッグ」や、泥の中に隠されたカプセルを探す「田んぼ宝探し」などのゲームに挑戦。ぬかるんだ足元にバランスを崩しながらも、歓声を上げて元気いっぱいに遊んでいた。

同市二丈深江から参加した高倉瑞季さん(5)の母親は、全身泥だらけになって遊ぶ息子の姿を見つめながら「同世代の子どもたちと思いきり泥遊びができるのは、とても貴重な経験」とほほえんだ。
福岡市西区から参加した川上桜太郎さん(8)は、初めて田んぼ遊びを体験。「泥はぬめぬめしていたけど、飛んできたボールをキャッチする遊びが楽しかった。また来たい」と目を輝かせた。
主催した川上伸悟代表は「自然の中で自由に遊ぶ楽しさを、これからも伝えていきたい」と語った。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)