児童ら泥の感触楽しむ
— 長糸小 恒例の全校田植え —
糸島市の長糸小学校(松永清隆校長)で1日、毎年恒例となっている全校児童による田植えが行われた。早くも梅雨が開けた強い日差しの中、児童たちは泥の感触を楽しみながら、苗を丁寧に植えていった。

田んぼには、同校区の区長や農区長、JA青年部のメンバーなど24人が集まり、万全のサポート体制。照り付ける太陽に温められた田んぼに足を踏み入れた児童たちは「お風呂みたい!」と歓声をあげた。それぞれ紙皿に入った苗を手に、一列に並んで、目印に沿って苗を植えていった。

5年の宮﨑栞帆さんは慣れた手つきで届く範囲をさっさっさと植えて後退。勢い余ってしりもちをついたが「毎年やってるから慣れてる。秋には泥まみれになって田植えしたことを思い出しながら稲刈りしたい」と笑顔で話した。
田植えを見守った区長会のメンバーは「楽しく学べる、実地の勉強が大事」と目を細めた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)