福吉保育園・幼稚園「スイミー」テーマに
糸島市の福吉中学校の学芸ボランティア部の生徒と福吉保育園・幼稚園の園児が7月30日と1日の2日間、絵本「スイミー」の世界をテーマに、共同制作を通して交流を深めた。

制作したのは、小魚たちが大きな魚に立ち向かうため、群れとなって自分たちを大きく見せるクライマックスの場面。生徒が用意した魚のお手本をもとに、園児たちは色塗りや飾りつけを担当。縦3メートル、横5メートルほどの大きな水色の紙に、色とりどりの魚を配置し、小魚の群れが1匹の大きな魚に見えるよう工夫しながら貼り付けた。セロハンや絵具をしみこませたスポンジで海の情景を描き、作品を仕上げた。
完成作品のお披露目では、中学生が三線(さんしん)で「海の声」を演奏し、自作の紙芝居を上演。共同制作したクライマックスの場面を掲げると、園児たちから大きな歓声が上がった。
別れ際には園児と生徒がハイタッチを交わすなど、すっかり懐いた様子。3年の浦山心愛(ここな)さんは「普段、小さい子と触れあう機会がないのでとても楽しかった。子どもの相手、向いてるかも」とにっこり。松尾洋文園長は「卒園児ばかりのお兄さん、お姉さんは、園にも慣れており、園児もすぐに打ち解けた様子。あったかい福吉らしい作品ができあがった」と目を細めた。
福吉校区では、小・中がそれぞれ1つずつという特徴を生かし、年齢を越えた交流に力を入れている。今後も積極的にこうした取り組みを続けていく予定。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)