プロとアマチュア600人が熱戦展開
アメリカ発祥のラケットスポーツ・ピックルボールの国際大会「PPAツアーアジアSansan福岡オープン」が8月26日から31日までの6日間、糸島市運動公園で開催された。国際大会が日本で行われるのは、本大会が初めて。国内外からプロ・アマチュア合わせて約600人が参加し、白熱した試合を繰り広げた。

ピックルボールは、穴のあいたプラスチック製のボールと板状のパドルを使う、テニスやバトミントン、卓球の要素を合わせたようなスポーツ。簡単なルールで手軽にできるので、初心者から上級者まで幅広く楽しめるスポーツとして人気が高まっている。
会場のアリーナには軽快なボールの音が響きわたり、観客はスピード感ある試合に見入っていた。プロ枠で出場し、アメリカの選手と対戦した仲榮眞昂哉さん(24)は「世界レベルの選手たちと日本で試合ができるのはうれしい。今後の刺激にもなる」と語った。
また、一般来場者向けに体験会も開かれ、市内から訪れた高須柊(しゅう)さん(11)、桧(かい)さん(9)兄弟はラリーを楽しんだ。「ボールを打つ力加減が難しいけど、おもしろかった。またしたい」と笑顔を見せた。会場内はキッチンカーの出店やデジタルスタンプラリーなど多彩な催しも行われ、にぎわいを見せていた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)