筑前前原駅長お薦め 「うどん」でお披露目
JR九州の駅長対抗ご当地麺総選挙に“出馬”
JR九州が主催する「2025駅長対抗 ご当地麺(めん)総選挙」にエントリーされている、筑前前原駅の鹿島敬宏駅長お薦めの「極上糸島牛スペシャル肉うどん」が8月29日、うどんを開発したJA糸島の産直市場「伊都菜彩」(糸島市波多江)に隣接する「(まるいと)うどん」でお披露目された。
ご当地麵総選挙は、鉄道を通じて地域と密接に関わる九州58駅(59品)の駅長が、地元の飲食店や生産者とタッグを組んで推薦するうどん、ラーメン、パスタ、まぜ麺など個性豊かな麺料理の中から、予選のウェブ投票と決勝大会での実食投票によって「九州一のご当地麺」チャンピオンを決定するグルメイベント。
極上糸島牛スペシャル肉うどんは、糸島産小麦100%のめんに、具材にはA4ランク以上の糸島牛2種類(120グラム)▽「つまんでご卵」の濃厚卵黄▽ごぼうかき揚げ▽きくらげ天▽いかゲソちぎり天▽板かまぼこ、ネギをトッピング。価格は1,000円。1日20食で10月13日(決勝進出の場合は11月23日)までの期間限定での提供となる。

特別な一杯は、伊都菜彩のうどんのスタッフ約10人を中心に、鹿島駅長とアイデアを出し合いながら試行錯誤を重ねた。開発に関わったJA糸島営農部直販課外販営業担当、井上優さんは「糸島産の食材にこだわるのはもちろん、具同士の味がぶつかり合わないよう、最後までおいしく食べていただけるものに仕上げた」と胸を張った。
この日、試食した月形祐二市長は「糸島の大地が育んだ一杯。めんはなめらかでコシがあってとてもおいしい」、山﨑重俊代表理事組合長は「ぜひ九州大会に進出して、糸島の農林水産物をなお一層、アピールしていただきたい」と力を込めた。
予選の投票は、10月13日まで。専用ホームページ(または対象店舗に設置したポップの二次元コード)から応援したいご当地麺を選び、投票する。実際に食べていなくても、「決勝で食べてみたい」「地元を応援したい」などの理由でも投票できる。
投票にはメールアドレスなどの入力が必要で、複数のメニューに投票することはできるが、同じメニューに何度も投票することはできない。
予選投票の結果、票数を多く獲得した上位が決勝へ進出。11月23日、勝ち残ったご当地麺が門司港駅前広場(北九州市門司区)に集結し、チャンピオンを決める。鹿島駅長は「JA糸島さまにも快く協力いただき、店舗スタッフの皆さんと試行錯誤を重ねて今の形にたどり着いた。1日限定20食という貴重なメニュー。ぜひ多くの方に足を運んでいただき、ここを起点に糸島全体の観光に貢献できればと願っている」とPRしていた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)