糸島市市長選
任期満了に伴う糸島市長選(来年1月25日告示、同年2月1日投開票)に、現職の月形祐二氏(67)が17日、4選を目指して立候補する意向を表明した。市長選への立候補表明は月形氏が初めて。開会中の市議会定例会で市議の一般質問に答えた。

月形氏は「3期12年間の市政運営を通じて、糸島市民の皆さまの力と活力に確信を得た。糸島はもっと輝き、持続可能な全国のモデルとなるまちになれる。2026年度にスタートする第2次市長期総合計画の後期基本計画では、まちづくりの原点に立ち返り、『市民を真ん中に据えたまちづくり』を展開する。責任を持って計画を実行に移すためにも、私は4期目に挑戦させていただきたい」と出馬理由を説明。
その後の取材に対しては、市運動公園と市役所新庁舎が完成するなど都市基盤整備が一段落したことを挙げながら、「市民の皆さまがこの糸島に住んでいることに幸せを感じるまちづくりをしていきたい」と述べ、企業や研究機関の誘致などを通じた雇用の場の創出と地域経済活性化にも取り組みたい意向を打ち出した。
月形氏は糸島市出身。西南学院大を卒業後、衆院議員秘書を経て、県議3期目途中で挑んだ14年2月の市長選で初当選し、18年に2期目、22年には3期目の当選を果たした。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)