田んぼの真ん中で、とりたて・ゆでたての枝豆と糸島産大麦を使ったビールを堪能-。秋空のもと、子どもも大人ものんびり楽しめる「ビアガーデン」ならぬ「糸島ビアファーム」が9月21日、糸島市二丈の百笑屋の畑で開かれた。

60度に広がる田園風景の中、参加者は自分の手で枝豆を収穫し、目の前でゆで上がった熱々の枝豆を心ゆくまで味わった。地元事業者によるイノシシの丸焼きの振るまいや、オリジナルシロップたっぷりのかき氷、地ワインなど多数の出店も並び、15回目の開催となった今年は、大人・子ども合わせて約600人が訪れ、過去最多級の人出となった。
当日は、職場体験の「番外編」として二丈中学校の生徒も裏方を担当し、参加者が収穫した枝豆を洗ったり、ごみ箱の回収をしたりと準備から片付けまで大活躍した。二丈中2年の江藤篤子さんは「お客さんが枝豆を笑顔で食べている姿を見て、職場体験の時、枝豆の成長を邪魔する草取りをがんばってよかったなと思った」と感想を話した。

(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)