【糸島市】宮田さん個展 最終回24日から

 糸島市在住の画家・宮田ちひろさんの個展「Itoshima印象派展ファイナル」が24日から11月3日まで、糸島市前原中央の「古材の森」で開かれる。2018年に始まり、今回が8回目。宮田さんは当初から「モネたちの印象派展にならい、8回で終わりにする」と決めており、今回が最終回となる。

 会場には、山や麦畑など糸島の身近な風景を描いた油彩画20~25点が並ぶ。会期中はオープニングライブを皮切りに、地元クラフト作家による作品や焼き菓子の販売、絵を前にお茶を楽しむ催しなど、展覧会に関連する多彩な企画が予定されている。

 「目まぐるしい日常の中で、ふっと目をとめて見入ってしまう風景、海も山も川も漁港もある。そんな糸島を描いてきた」と宮田さん。地元産品を運ぶトラックや病院、店舗などにも作品を飾ってもらい「地元の方々の応援のおかげでここまで来られた」と笑顔を見せる。

 散歩中に農家と交わした会話や、作物づくりの苦労を聞く中で「この努力があってこそ、この風景があることを伝えたい」と筆を動かしてきた。

 今回の目玉は、縦約1.6メートル横2メートルを超える大作(150号)の、好んで描き続けてきた麦畑の絵。整然と並ぶ麦の穂の中に、一本の「雑草」が顔を出す作品。宮田さんは「感謝を込めて、ミニキャンバスをプレゼントする企画も用意しています。入場無料なので、絵を見るだけでも大歓迎です」と笑顔で来場を呼びかける。

 問い合わせは同店092(321)4717
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