伊都ジュニアオケ
大人も子どもも趣向を凝らした仮装姿で登場-。糸島市で活動する伊都ジュニアオーケストラの団員らが10月15日、ハロウィンにちなんで仮装をして演奏する「ハロウィンオーケストラ2025」を前原コミュニティセンターで開催した。
今年は、話題をさらった大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」があちこちに出現。さらに、ジャムおじさんや名画「真珠の耳飾りの少女(ヨハネス・フェルメール作)」の絵画作品になりきるなど、個性あふれる仮装に身を包んだ団員たちが、秋の夜長を彩る壮大な音色を響かせた。

また、来年5月30日に予定されている第7回定期演奏会で、オーケストラと共演するピアニストのオーディションも同時開催。小学生から大人まで6人の演奏者が挑戦し、来場者・団員・審査員の投票によって3人が選ばれた。本番の定演では、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第20番」を、奏者を交代しながら届ける予定だ。

演奏の合間には仮装して来場した観客も一緒に参加する仮装コンテストも行われ、ユーモアと創意工夫あふれるパフォーマンスに、会場は拍手と笑いに包まれた。クラシック音楽とハロウィンをとことん楽しむ秋の夜の恒例行事となった。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
