【糸島市】“九大生が聞く!!ビジネス最前線 in糸島”メンマ作りを通し地域活性化

株式会社竹次郎㊦  代表取締役 古賀 貴大さん(38)

 このコーナーは、九州大学のインターン生が糸島エリアで事業活動している企業や団体を取材し、その魅力を紹介します。文学部1年、角田真都が前回に引き続き、メンマ作りを通して竹林整備をする株式会社竹次郎代表取締役、古賀貴大さん(38)にお話をうかがいました。

無限めんまを手に持つ古賀代表取締役

-「無限めんま」という名称で、醬油と四川山椒という2種類の味わいの商品を製造販売されていますね。この名には、どんな思いが込められていますか。

 「一つは無限に食べられるという意味を込めています。ですが、一番の思いは、無限の可能性を秘めているということです。日本各地にはさまざまな社会問題があります。ただ、行政がお金を出し対処しても問題解決にいたらないケースがあります。しかし、メンマ作りはビジネスとして竹林を整備することができ、さまざまなアイデアを出して事業展開がしていけると感じています」

-糸島市は純国産メンマの発祥地。糸島の日高榮治さんが名誉代表を務める「純国産メンマプロジェクト」という団体が年に一度サミットを開催しているそうですね。

 「場所を毎年変えながら開催し、全国のいろんな地域にメンマ作りを伝えるとともに、各地で取り組まれている竹林整備について情報交換をしています。メンマ作りの方法は公表しており、各地で事業が立ち上げられるようにしています」

-メンマ作りは、地域コミュニティーづくりにも役立っていると聞きました。

 「幼竹の収穫作業は、地域の方々にアルバイトとして参加していただき、共同で行っています。小学生からお年寄りまで幅広い年代の方の参加があり、普段話せない方ともお話ができます。こうしてつながりができることで、共助の土壌がはぐくまれ、コミュニティーが強化されていきます」

-国産の原料を使っての加工品づくりは日本の食料自給率を上げることにもつながりますね。

 「今は大丈夫かもしれないですが、今後、食料事情がどうなっていくかは分かりません。国産の原料を使って持続的に加工品を生産していく仕組みづくりは大切ですし、そのモデルになるよう励んでいきたいと思います。また、地方で雇用を生み出し、経済を活性化することで、都会への人口流出を食い止め、過疎化の防止にもなると考えています」

竹林で幼竹を運ぶ様子

取材を終えて

 竹を食べることにより山がきれいになるというのは、とても画期的なアイデアだと思いました。糸島を大事に思い、地域の課題を解決していく姿勢に感動しました。

糸島新聞社ホームページに地域情報満載)

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この記事を書いた人

1917(大正6)年の創刊以来、郷土の皆様とともに歩み続ける地域に密着したニュースを発信しています。

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