心込め「福が舞い込みますように」
糸島市シルバー人材センター
今年も残り半月を切り、糸島市シルバー人材センター(同市潤)では、会員による正月用のしめ縄作りが最終段階を迎えている。
しめ縄には、掛け干しにした質の良い稲わらを使用。66歳から86歳までの男性会員7人を中心に、束にしたわらを2人がかりで左ないにする。現在は、しめ縄を支える竹の棒を取り付ける作業が急ピッチで進められている=写真

女性会員3人が、縁起の良い「代々」に通じるダイダイの実やユズリハ、ウラジロの葉の飾り付けをし、完成。
しめ縄は500本限定で、毎年、数日で予約が埋まるほどの人気。今年も2日ほどで予約がいっぱいになった。受け渡しは23、24、25日の3日間(午前9時から午後3時まで)で、同センターで行う。
作業に携わる会員の吉村守さん(86)は「一つ一つ丁寧に、心を込めて手作りしています。正月の縁起物のしめ縄を飾っていただくご家庭に、福が舞い込みますように」と話していた。
(糸島新聞社ホームページに地域情報満載)
