ドレッシング日本一を決める第1回ドレッシング選手権(日本野菜ソムリエ協会主催)で、糸島正キ(糸島市南風台)の「糸島野菜を食べる生ドレッシングあまおう」が最高金賞、同赤玉葱(たまねぎ)ジンジャーが地域の味ベスト賞に輝き4月27日、同社の正木淳社長らが月形市長に報告した。
同選手権は、調味料の魅力を広めるイベント「調味料選手権」の特別企画として、初めて開催された。全国のメーカーから91点が出品され、同社のドレッシングは「味もしっかりイチゴで香りもよい」と最高の評価を得た。
同ドレッシングは、糸島産の旬の野菜をそのまま擦りおろし、野菜の甘みが引き立つように酸味は控えめに、つぶつぶとした食感が楽しめるのが特長。
商品の開発・製造を担当する妻康江さんは「糸島といえばあまおう。あまおうは甘みと酸味があって、ドレッシングにとても向いているので、タマネギの甘みと合わせ、添加物を使わず、非加熱製法にこだわって開発した季節限定商品」とにっこり。
正木社長と康江さんは、福岡市早良区次郎丸から9年前に糸島市に移住。5年前にドレッシングの製造・販売を始めた。
正木社長は「おいしいと思って食べてくださる方たちの期待に応えることができ、ほっとした。やってきてよかった」としみじみ語っていた。